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マルヌのほとり☆

パリ郊外、マルヌ河のほとりの街から日々のこと
オトナの絵本
決して子供に見せてはいけませーーん!

その本とは、

la vilaine lulu


イヴ・サン・ローランが若いころに書いた絵本。
「La vilaine Lulu」 (「おてんばリュリュ」)

1967年に発売された絵本を、パリのセレクトショップ「コレット」が2002年に300部限定で豪華版を発売。
この豪華限定版は、なんと5万円以上!
高ーーいっ。
この限定版が話題になり完売し、その後、一般普及版も発売されました。
この一般普及版は、30ユーロ弱。
これなら買えると、私も購入。
普通のが発売されて良かった~♪

白・黒・赤の3色で描かれたこの絵本。
一見、登場人物もかわいくて、見ていると楽しくなります!
インテリアとして飾ってもいい感じ。
でも、絵本の中をよーーく観察し、フランス語で書かれた台詞を読んでみると・・・

キャーー!?
恐ろしいぃ~!!!

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主人公Luluは、いたずら大好き。
でも、いたずらと言うにはひどすぎる!?

学校に行けば、ペットのデカ白ねずみにクラスメートを襲わせ(!)、教室内はパニック!

海に行けば、
2

↑バカンス客のマダムに、「なんて醜いんでしょう!」(ヒドイ!?)としつこく言い続ける。
そして、落ち込み自信をなくしたマダムは、持っていた傘で体を隠し、そこから一歩も出られなくなるのです!
マダムが傘の中から、「今年のバカンスは終わったわ・・・」という台詞は、涙を誘います!?

他にも書くのをはばかるようないたずら(?)を、とにかくやりたい放題。
決して、子供向けの内容ではないのです・・・ 

ジャンルとしては「絵本」ですが、ブラックな笑いをわかるようになった大人だけが楽しむ絵本のようです。
この絵本をご購入後は、お子様の手の届かないところに保管してください! 笑

絵だけ見てるぶんには、和み系なんですけどね・・・



日本の恵文社さんでも、購入できるみたいです。
http://www.keibunsha-books.com/

私はチュイルリー公園近くの書店で注文し、購入しました。
GALIGNANI
224 rue de Rivoli
75001 Paris
01 42 60 76 07



いろいろ書きましたが、とってもおきにいりの一冊です♪
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Comment
≪この記事へのコメント≫
昨日はヴェルニサージュに来ていただいてありがとうございました!
嬉しかったです~~~
TBも貼らせていただきましたのでよろしく・・
そしてお友達にもどうぞよろしくお伝えくださいね。

今回の記事の絵本、シュールさとかわいさが相まって
何ともいえない魅力がありますね。
私、こういう絵大好きなんですよ。
2005/10/01(土) 22:36:15 | URL | とろそれ #RcmtoGCI[ 編集]
☆とろそれ さん
コメントとTB、ありがとうございます♪
私もお話できて、嬉しかったです~!
でも、なんだかいっぱいいっぱいになってしまって、変なことを口走ってしまったんじゃないかと・・・笑
とろそれさんと初対面できて、素敵な富士山の写真が見られて、とても楽しかったです!

Luluの絵本、下手ウマな感じの絵がいいですよね。
しかも、将来、価値が出るんじゃないかと、そのあたりも狙ってます 笑
2005/10/03(月) 16:24:38 | URL | lamarne #-[ 編集]
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昨日先日
2005/10/01(土) 22:34:48 | さんるい横丁
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